素敵な曲がり角

綺麗に健やかに毎日を過ごしたい。MEC食やってます。

入院したころの話

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写真は週末の朝ごはん。

娘がクラムチャウダーを作ってくれたので、

ハムエッグとチョコクロワッサンを添えて。

 

さて現在、化学療法を受けているのですが

5クール目の副作用が少し落ち着いてきたところです。

前回から味覚障害がちょっと出ていて、

いつもは美味しいものがまずかったりで悲しい・・・。

 

調子が悪いなあと思っていたあの1月中旬、

入院してその日からたくさんの検査を一気に受けました。

自分で触ってわかる感触は、右下腹と右足の付け根が腫れているなという感じ。

 

リンパ節から組織を採って検査に回したり、

レントゲン、CT、エコー、色々と検査した結果

卵巣がんと肺血栓があることがわかりました。

 

すでに腹水でお腹が臨月のようにパンパンだったので

胃も圧迫してたわけですよね・・・。

もう入院した時には胃の圧迫だけではすまず

ちょっと歩くとすぐ息が上がるので酸素マスクがつけられました。

 

そして肺血栓、いわゆるエコノミー症候群だったので

医療用着圧ハイソックスを履いてしばらくは動けず絶対安静。

生まれて初めておむつをすることになってしまいました!

 

おむつになって何が嫌かって

恥ずかしいということよりも、

おしもの世話をしてもらうのが申し訳なくて涙が出てきました。

看護師さんは慣れてるからっておっしゃるんですけどね。

 

そして苦しいのがいつ終わるのかとか、

もしかしたらもうすぐ死んでしまうのかとか、

癌の説明があった後ずいぶん泣きました。

腹水の溜まり具合が早かったので進行が早いということで

絶望してしまいそうになりながらなんとか現実を受け入れて

治療頑張ろうというところまで気持ちをもっていくことができました。

 

病は気からなので、落ち込んだら終わりだって自分に言い聞かせながら

これからはできるだけポジティブに考えようと思いました。

 

そして化学療法を受けながら腹水が引くのを待ち、

癌が小さくなってから手術ということで2月に一旦退院して

自宅療養しながらその日を待つのでした。